顧客(経営者など)の腑に落ちる提案は、そもそも顧客が潜在的に持っている情報ではないのか

久々の投稿になりますが、この1年頻繁に感じたことは、経営支援の専門家として、経営者などのお客様に提案していること(4~5回の訪問での経営診断と施策の提案)が、十分な価値になっているのだろうか?自分が使っている時間ほどの価値になっていないのではないか?ということです。
価値が数値であらわされると良いのですが、提案が経営数値になるには時間がかかるし、経営数値の中のどの程度が提供した提案の影響を受けているかを判断するのは難しいと思います。そうすると、お客様のマインドが変わったのかどうかが最初の判断ポイントになるのかもしれません。
マインドが変わったのかどうかも十分に理解することは難しいのですが、自分の事業を整理して見ることができた、新しい視点を提供してもらった、などの感想をもらうことがよくありますが、考え方が変わったという言葉を聞くまでに至っていません。
顧客の腑に落ちる提案というのが良いのだと思いますが、腑に落ちるというのが、そもそも顧客の持っている考え方に合うというものであるとすれば、顧客が抱えている問題点をその考え方が解決できるのかということが矛盾点にならないのか、ということを考えるようになりました。専門家としては、顧客が持っていない情報や考え方を提供して役に立ちたいと思うのですが、それが顧客の今までの考え方と遠いものであれば、腑に落ちて実際の行動に活かされることが少なくなるのではないか、ということです。
顧客の考え方を少し伸長したところで提案してみるというところが一つのアプローチかと思っています。そして、一方では、私自身の考え方に近い人を探して、その人の成長に貢献するというところも探っていかなければならないのかと思います。また、客観的に分かりやすい実績を積んで信用を得ること。信用がある人の意見を聞くというのは、多くの人の考え方に一致するものかと思います。